gleam + NAS、そして「ムナス」。
glemnas®という名前は、gleam(光)とNAS(記憶装置)という二つの言葉から生まれました。光を思いに例え、人の思いをつなぐ。そんな意味を込めています。宗像(むなかた)という土地の響きと重なる「ムナス」という音も、この名前を選んだ理由のひとつです。
団地の一角から
glemnas®は、福岡県宗像市の団地の一角にある小さなアトリエから始まりました。大量生産ではなく、ひとつひとつのデザインにこだわり、大人が普段着として長く着られる服をつくっています。
「ボックスロゴ」の意味
glemnas®のロゴには、この土地で見てきた景色や生き物が、いくつも重なっています。ひとつの意匠の中に、由来の異なるモチーフを収めた、いわば小さな地図です。
- ワードマークの丸み — 「m」「n」に見られるいびつな丸みは、宗像の里山の稜線がモチーフです。
- 「e」の文字 — この地域に息づく在来種カスミサンショウウオをイメージしています。
- 背面のボックスロゴ — 海と稜線のシルエットは、宗像・大島を望む海浜公園からの景色をモチーフにしています。
ボックスロゴの下に添えた一文「TEND THE WILD, NEVER TAMED.」は、glemnas®の考え方そのものです。
- WILD — 自然がもともと持っている、生き物を育み、自らを整えていく力。
- TEND — その力が活きるように、人が手を入れ続けること。
- TAMED — その力を顧みず、人の都合で管理し、取れるだけ取ってしまう状態。
自然の力を活かすために手を入れ続け、けれど決して飼いならさない。服を手に取るたびに、その関わり方を思い出せるように、この言葉をロゴに添えています。
里山を、まもる。
宗像地区では、地域のボランティア団体による里山・ビオトープの保全活動が続けられています。きっかけは、幼い頃に夢中になった「ガサガサ」——昔はたくさんの在来種の生き物が捕れて、心が躍ったものです。
けれど里山は、放っておけば自然に還る場所ではありません。人が関わり続けることで、かろうじて保たれてきた景色でした。glemnas®が大切にしているのは、自然をただ守る・眺めるという関わり方ではなく、手を入れ続けることで、自然が本来の力を活かせる状態に戻していく。この土地での活動を現実にするための「デザイン」と「服」の製作を行っています。
北斗の水くみ海浜公園から。
宗像・大島を望むこの海浜公園からの景色は、僕が大好きな場所の1つ。波の音と稜線の輪郭が、ボックスロゴの原風景になっています。
これからのglemnas®
日常とアウトドアが対立するものではなく、共存できるものであるように。派手さよりも、着るたびに馴染んでいくような品質と物語を大切にしていきます。